2018 全仏1回戦。強い錦織が戻り、西岡は不屈の闘志で観客総立ち!

テニス観よう!

錦織選手の大ファンです。

40年以上、テニスに親しんでますが、

テニスというスポーツでこんな日本人、しかも男子のプレイヤーが出てくるなんて、未だに信じられないくらいです。

約10年前、ATP(男子)ツアー「デルレイビーチオープン」で優勝したとき、テレビの前で狂喜乱舞でした(笑) 

あのとき、錦織18歳、、、錦織が活躍している時代に生きててよかった!というぐらいのファンです。

⇒錦織を昔から応援してくれて追っかけてくれた「WOWOWさん」、ありがとー!

と、前置きしつつ、、、

2018年、今年も「全仏オープン」が始まりました!

赤土の決戦です(・・・いつか行きたい!!)。

初日一回戦に、日本人男子では錦織と西岡が出場

で、その1回戦から数々のドラマが、、、。

サラリーマンを辞めたシニア特権^^、日曜の深夜までテレビ観戦できる特権を使って全部観ましたのでレビューします。

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ジャンビエは、フェデラーみたいな攻撃だった!(錦織談)

錦織28歳、ATP21位、と、ジャンビエ21歳、ATP304位の対戦。

地元フランスの若手ジャンビエ、錦織にとってはアウェーな戦いでした。

まず、序盤、ジャンビエが全ての球を全力で叩いてきて、それがことごとく入ってきてました。

特に、バックのダウンザラインが凄かった、、、早い早い、うなりを上げてネットギリギリを飛んで深く突き刺さってました。

あと、フォアの逆クロスも早いわ深いわで、凄かったです。

錦織も、「こんなにアグレッシブな選手、ツアーであまりいない」というようなことをインタビューで答えていたほど。

しかし、そこは試合巧者、錦織。ディフェンス力、ハンパない!

バンバン攻めてくる深い球をショートバンドで浮かせずに返し続けて、反撃につなげてました。

ちなみに、ブレイクポイントを10本ほど握られましたが、全部凌ぎきり最後まで集中力を保って、落ち着いてプレー出来てた印象です。

第1セットを、タイブレークで取り、

第2、第3セットは、どんどんジャンビエの球に慣れてきて、かつ単調になった攻めの前にブレイク先行する展開。特にリターンが冴えてましたね。

最終的には7-6(0)、6-4、6-3のストレートで勝利!

最後は「横綱相撲」って感じでした。

錦織にはまだまだ引き出しがある余裕も感じました。

いわゆるストローク合戦は観れませんでしたが、

このあとの試合で、どんなに速い球でもあれを凌げたのだから大丈夫!という自信になったんじゃないでしょうか。

2回戦は、宿敵ペールが出て来そうです。またもや地元フランス選手

当時、2014年全米準優勝の翌年だったので大いに期待されていた2015年の全米1回戦でまさかの敗退、そして直後の2015年楽天オープンSFでも敗退と、短い間に2度もやられてしまった相手です。

錦織いわく「彼のバックハンドは世界1~2位」というほどの強者、ペールを前に今の錦織がどう戦うか?

本当に楽しみです!!

錦織が密かに応援。西岡のスゴイ闘志に現地観客も感動の嵐

続いて西岡選手の1回戦です。西岡は、膝の怪我からの復帰戦。

西岡vsベルダスコ戦、、、ここでドラマがありました。

ベルダスコは、スペインのベテランイケメンプレイヤー。トップ10を経験している選手です。

試合は、第1セットを好調な西岡が取り、

第2第3セットはベルダスコ、

第4セットで西岡が巻き返し取り、2セットオール!

この試合、ベルダスコほうが先に右足首を捻ってテーピングしたり、薬を飲んだりで、厳しい状態で戦い続けていたのですが、ファイナルセット4-1で西岡の勝利が見え始めたときくらいから、今度は西岡の様子が変でした。

ショットを打った瞬間、画面から「ヤバい、ヤバい!」という声が聞こえてきて、股関節の痛みと、足全体に痙攣が走っているような様子。

あと、2ゲーム取れば金星!という状況でこの試練、可哀そうすぎました。

ジャスト
ジャスト

チェンジコートでのベンチでは涙も。。。

最後の数ゲームは椅子に座ることもできず立って水分を補給(これ、私も経験したことがありますが、強い痙攣は座ると更に痛くなり立つことさえできなくなります)という状態でした。

その後も、まともに歩くこともできない状態なのに、西岡は足を引き釣りながらも試合を続行。

サーブはセカンドサーブよりも遅く力が入らないショットで応戦し、それでも出来ることをやり遂げ、5-5までもっていきて、次のゲームでもデュースを繰り返してしまい、どんどん体力が削れ、痛みも増してきます。

錦織が関係者席の片隅で、ひとりパーカー(ユニクロ白!)のフードを被って応援していました。

最後は5-7で敗れましたが、その闘志あふれるプレーで、試合終了後、観客席からは「Yoshi, Yoshi, Yoshi, Yoshi」と、総立ちで大合唱が沸き起こっていました。

ベルダスコが、試合終了後、ネットをまたいで西岡に歩み寄り握手&ハグ、検討を讃えたり、抱えられて退場するときも、西岡の頭を「よく最後までやった!」とクシャクシャっとやってくれたのが印象的でした。

ジャスト
ジャスト

ベルダスコ、いいヤツ!^^

スゴい試合を観ました。

もし、録画されていたら是非お見逃しなきよう!

まとめ

錦織の対戦後のインタビューで、

アウェーでの現地応援はどう感じて試合してますか?という質問に、

「相手の応援を、自分への応援だと思い込んで、それを逆にエネルギーにしている」ということを言ってました。

これ、参考になりません?

いろんな場面で(もちろんテニスの試合でも)アウェーな雰囲気のときって結構ありますよね。思い込む力が必要ですが、この超ポジティブな考え方さすが錦織です。

さて、

私が、テニスを観るために契約しているのは、WOWOW(グランドスラム中心にテレビ放送とネットで観れる)と、Tennis TV(グランドスラム以外の大会をネットで観れる)のふたつです。

やはり、グランドスラム(全豪、全仏、全英=ウィンブルドン、全米)を錦織以外の試合も含めて大きな画面で観るにはやはりWOWWOWさんしかないかなーと(NHKでも、全豪、全英、マスター1000、は錦織の試合を中心にやってはくれますが)。

ジャスト
ジャスト

視聴環境に関しては、追って記事にしていきますー。

ということで、

2018年全仏1回戦、錦織と西岡の試合のレビューでした!

1日目にしてこれだけの感動と勇気を得られる、、、あと2週間、どれだけのドラマがあるのか?

これだからテニス観戦、やめられません!

では、またー 😎