「あの野茂が、もう50歳かー」
1995年(平成7年)、いまから23年前、
当時、近鉄バッファローズに在籍していた野茂英雄投手がアメリカのメジャーリーグに渡りました。
日本での年棒1億4千万円から、メジャーでは約980万円に!、、何故?
日本人のスポーツ選手が海外に渡って、本当に活躍した(現地でも認められた)パイオニア的存在で
その後の海外に渡ろうとする選手たち(野球に限らず)に多大な影響、勇気を与えたレジェンドです。
今夜の「NHKスペシャル」(10月21日、日曜日、21時~)は、
「平成」を振り返るシリーズの第1回で、野茂英雄さんに独占インタビューを敢行、
当時の状況や、考えていたことなどの告白(いまだから言える⁉)を軸に、実際に起きていたことや真相が「追体験」できる内容となっているようです。
当時、私は30代半ば、、、
日本はバブル崩壊、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など、暗いニュースばかり。
そんな中、日本人がメジャーリーグに挑戦するということに非常にワクワクしたことを思い出します。
子供のころ、大リーグ養成ギブスの「巨人の星」を見て育ったのでー^^
ひょっとしたら、この番組であのときのワクワク感がまた味わえるかも。
今夜の放送が楽しみです!
会社勤めの方は、日曜夜の憂鬱な気分が少しは晴れるかもですよー
この記事は、放送を見る前に知っておきたかったことをまとめました。
番組を見る方も、見た方も、そして見なかった方も、
よかったらどーぞ~^^
※追記:本日の深夜24時40分から(10月24日水曜日00:40~)再放送あります!
「NHKスペシャル」は、本放送の翌週、火曜か水曜の深夜に組まれているようです。
見逃した方、ぜひご覧くださいませ!
野茂さんのベースボールに対しての
「ピュアな気持ち」が伝わってきて爽快でしたよー^^
※当記事最初の投稿時に記事下のほうで再放送は、1ヶ月くらい先、
と書いてしまいました、、、ごめんなさい!!m(__)m
番組概要
NHKスペシャル 平成史 第1回「大リーガーNOMO~トルネード・日米の衝撃」
2018年10月21日(日) 21時00分~22時00分
NHK総合:NHKスペシャル新シリーズ「平成史スクープドキュメント」。
第1回は日本選手の大リーグへの道を切り開いた野茂英雄の独占告白から追体験するトルネード旋風の衝撃!
番組内容
平成を象徴する“事件”“出来事”に光をあて新証言と新資料によって掘り下げながら一つの時代を俯瞰(ふかん)して見つめていくNHKスペシャル新シリーズ「平成史スクープドキュメント」。第1回は日本選手の大リーグへの道を切り開いた野茂英雄の大リーグ挑戦とその後の活躍の秘話。テレビに出演することがほとんどない野茂氏へのロングインタビューや日米球界関係者の新証言から日米に衝撃を与えたトルネード旋風の深層に迫る
出演者
- 出演
- 野茂英雄,江夏豊,
出典元:NHKスペシャルHPより
新シリーズ「 #平成史スクープドキュメント 」。
第1回は、日本選手の大リーガーの先駆けとなった #野茂英雄 さんの独占告白。
あらゆる障害を乗り越え、世界への道を切り開いたパイオニアに迫ります。#NHKスペシャル 明日よる9時!https://t.co/hHrzdNk8Ws pic.twitter.com/izl8jfTk1O— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) 2018年10月20日
※野茂さんは、テレビメディアのインタビューはほとんど受けなかったそうですが、今回は平成が終わるタイミングということで、引き受けたとのことです。
※実は、この番組は9月30日(日)に放送予定でしたが「台風24号関連ニュース」で放送休止になり、今夜(10月21日、日曜日)の放送となりました。
この番組のプロデューサー曰く、
「平成という時代は、世界、そして国際化の波に揉まれていき、国境もどんどん低くなっていったように思えます。その象徴として野茂さんを描きたいという思いがありました。」
今後のシリーズの予定
「NHKスペシャル」のスタートは、平成元年。
今後全8回の予定で平成を振りかえるシリーズ、「平成史スクープドキュメント」を届けるようですよ。
- 第2回「終わらない清算~山一証券破綻・バブルと日本人~」(仮)
- 第3回「未完の政治改革~秘録・小選挙区制導入~」(仮)
- 放送回未定「アムロとコムロ~JPOP ヒットメーカー誕生の秘密~」(仮) ほか
硬軟とりまぜてますね!
野茂さんのプロフィールと輝かしい実績
プロフィール
名前:野茂 英雄(のも ひでお)
生年月日:1968年8月31日
出身地:大阪府
投・打:右投げ・右打ち
球歴:
成城工高
新日鐵堺
近鉄バファローズ
ロサンゼルス・ドジャース
ニューヨーク・メッツ
シカゴ・カブス
ミルウォーキー・ブリュワーズ
デトロイト・タイガース
ボストン・レッドソックス
ロサンゼルス・ドジャース
タンパベイ・デビルレイズ
ニューヨーク・ヤンキース
シカゴ・ホワイトソックス
カンザスシティ・ロイヤルズタイトル:
90年=MVP、新人王、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振、沢村賞、ベストナイン
93年=最多勝、最多奪三振
95年=ナ・リーグ新人王その他:
88年=ソウル五輪日本代表(銀メダル)
96年=対ロッキーズ戦にてノーヒット・ノーラン達成
01年=対オリオールズ戦にてノーヒット・ノーラン達成
※ナショナル、アメリカン両リーグでノーヒット・ノーランを達成したのは史上4人目
14年=野球殿堂入り(日本)★日本通算(5年間)
登板数139 勝利78 敗戦46 投球回1051.1 奪三振1204 防御率3.15
★メジャー通算(14年間)
登板数323 勝利123 敗戦109 投球回1976.1 奪三振1918 防御率4.24
出典元:野茂英雄オフィシャルサイトより https://www.nomo-radiant.jp/
こんなに長い期間メジャーにいて、多くの球団を渡り歩いていたんですねー
、、、知らなかったです。
売国奴、恩知らず、裏切り者、二度と戻ってくるな!から始まった野茂英雄の挑戦
平成7年、当時日本球界を代表するエースだった野茂投手が大リーグ挑戦を表明。
当時のメディアの論調は、日本では活躍できたが、「メジャーでは通用しない」などバッシングや批判的な意見が目立っていた、そんななかでの渡米でした。
球界関係者やファンたちからも、売国奴、恩知らず、裏切り者、二度と戻ってくるな!などの声もあがっていてようです。
ちなみに、成田空港から飛び立つ時は、ほんの一握りのマスコミしか姿を見せなかったそうです。
エージェントのダン野村氏ですら弱気な発言をしていたそうですが、
「心配ないですよ。僕らは正しいことをやっているんですから」と言ってのけメジャー挑戦を実現させたとの話も。
メンタル強すぎ!
当時アメリカのファンも野茂に対して期待はしてなかったようですが、
独特のトルネード投法で、時速153kmのストレートと、大きく落ちるフォークで、三振の山を築き、
「ドクターK」と呼ばれるほどに認められ、、、
Kは、スコアブックに三振を記すときの記号です。
なんと!メジャーリーグ・オールスターの先発投手にまで選ばれたり、
また、メジャー選手のストライキで観客が減っていたところ野茂旋風が観客を呼び戻したりと
大活躍、現地メディアも掌返しの論調になっていきました。
メジャーでも日本人は通用する!、、、
その後、イチロー、松井、そして上原など数々の選手が海を渡っていくことになり、
現在まで、ロサンゼルス・エンジェルス所属の大谷翔平選手で、平成時代の日本出身の大リーガーは57人目となっています。
その最初の一歩を踏み出したのが野茂さんです。
野茂さんの現在のお仕事は?プライベートは?
お仕事は、ベースボールの普及活動
現在の野茂氏の肩書は、
特定非営利活動法人NOMOベースボールクラブ 代表理事
サンディエゴ・パドレス アドバイザー (2016年~)
となっています(野茂英雄オフィシャルサイトより)。
NOMOベースボールクラブは、アマチュア野球の発展に寄与したいという氏の思いを形にしたクラブ。
以下、参考までにNOMOベースボールクラブ 代表理事としての「設立への思い」を掲載します。
【設立への思い】
「どうしても野球を続けたい。」
「もう一度野球に挑戦したい。」・・・そのような思いを抱きながらも、野球を続ける環境がなく、夢をあきらめなければならない選手がたくさんいます。
幸い私は、高校卒業後、企業チームに所属することができ、そこで多くのことを学びました。社会人野球でプレーした三年間の経験が、選手として、人として、私を成長させてくれたと思っています。野球を続けたい選手たちにその環境を提供し、才能ある選手にチャンスを与えたいという強い思いから、私は、2003年、社会人野球時代に汗を流した大阪・堺の地に「NOMOベースボールクラブ」を設立しました。
クラブでは、社会人野球チームとしての活動以外に、青少年たちへ野球というスポーツの面白さ、素晴らしさを伝える活動も行っています。選手たちには、日々の練習や試合だけでなく、野球を通じて社会と関わり、また、地域の方々との交流の中で成長していってほしいと願っています。2013年、兵庫県豊岡市に本拠地を移し、新たなスタートをきりました。 地元の皆様のご協力を得ながら、これからもアマチュア野球界の発展のために全力で取り組んでまいります。
代表理事 野茂 英雄
また、関西のテレビ局の野球解説もときどきやられていますね。
プライベートは?
渡米前の1991年にご結婚されていて、2人の息子さんがいるようです。
奥様は野茂さんが社会人野球の選手だったころ、相手チームのチアリーダーとして活躍していたそう。
上の息子さんは現在日ハムファイターズの通訳をしているようです。
ちなみに、趣味は、競馬、テレビゲーム(ダビスタ)、NFL観戦、 ドライブ、
好物はお寿司で、100カン食べた事があるという話も^^
あと、最近週刊誌に掲載された話題として、、、
野茂さんが近鉄時代の親友だった佐野氏(ピッカリ投法の)を借金トラブルで訴えていて、東京地裁が野茂さんの訴えをすべて認める判決を言い渡した、ということもあったようです。
※オフィシャルサイトに以下のような文面が掲載されていましたのでお気を付けください。
facebook 上に、野茂英雄のなりすましアカウントの存在を確認しております。
野茂本人と信じて、メッセージや写真を投稿されている方がいらっしゃるようですが、 現時点で、野茂英雄は facebook や twitter に登録はしておりません。 ご注意くださいますようお願い致します。出典元:野茂英雄オフィシャルサイトより
まとめ
誰も足を踏み入れなかった「未知の世界」を開拓した人が、
当時何を考え、何をしたのか、興味深々です。。。
当時、球団や監督との確執があったことも報じられていた記憶があります。
野茂さんは、寡黙で、あまりマスコミにも登場しなかったので、
今回の放送で、今だから言える「告白」、、、当時思っていた「本音」や「真相」に期待しています。
この番組、シリーズは、
我々、シニア世代にとっては、平成時代のエポックメイキングな出来事を
「ああ、こんな時代だったなあ」と追体験でき、
また、若い世代には「へえ、平成にはこんな出来事があって、いまにつながってるんだな」
という気づきになりそうで、放送を楽しみにしています^^
息子にも見せたいです^^
ところで、、、
江夏さんは何を話すのかな?^^
※放送後、新たな事実や真相などお伝えしたい「学び」がありましたら、復習記事を追記します!
見逃した方への「放送後に見る方法」
今夜見たくても見れない方は録画すると思いますが、
録画し忘れた方や、録画できない方も、放送後に見る方法がありますよー
1.再放送(無料)
「NHKスペシャル」は、初回放送の翌週火曜か水曜の深夜に組まれています。
見逃した方、ぜひご覧くださいませ!
再放送も見逃してしまった方は、以下2つの方法があります。
2.NHKオンデマンド(有料)
NHKが放送した番組をブロードバンド回線を通じて、日本国内限定でPCやスマートフォン、タブレット等に有料で配信する動画サービス。
有料で、見逃し見放題パック972円(税込み)、単品216円(税込み)です。
もちろん、NHKの番組しか見ることはできません。
3.U-NEXT でNHKオンデマンドを見る(無料/有料)
再放送を待たずに、すぐに無料で見たい場合はこれです!
U-NEXT(ユーネクスト)は、さまざまな放送局の番組や映画などの動画を配信。
NHKとも提携していて、毎月付与されるポイント1,200円(初回の31日間無料体験では600円)を使ってNHKオンデマンドオンデマンドの「見放題パック」を購入することができます。
もちろん、本記事でとりあげた「NHKスペシャル」や他のNHKの番組、NHK以外の映画やドラマ、ドキュメントなどもいろいろ見ることができます!
で、、、1カ月無料体験して、必要ない場合はその前に退会しても大丈夫ですよー↓^^
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