ども、ジャストです 😀
現在開催中の「全豪オープン2020」で西岡良仁選手が快進撃中です!
初の三回戦へ!そして相手はジョコビッチ選手!思いっきりやってきます!
本日も沢山の応援ありがとうございます😊やっと二回戦の壁越えられたの嬉しい😆 https://t.co/lJcMEmzT4O— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 22, 2020
1回戦、2回戦ともに彼の真骨頂である
足を使った、相手の嫌がるテニスを思う存分やってましたね!
そして明日(1/24)3回戦の相手は、、、
ジョコビッチ!!
この記事では1回戦、2回戦での「相手が嫌がるテニス」とは
どんなテニスだったのかと
3回戦のジョコビッチ相手にどんな作戦で行くのか
を記事にしておきます。
西岡くんのテニスの試合に対する考え方は、
我々愛好家レベルでも参考になると思ったのでシェアさせていただきます^^
最近テニスでなかなか勝てなくなったな~
という方、よかったら読んでみてください!
西岡は上位選手に対して(1~2回戦)はどう戦ったのか?
前提として
西岡のいまのランキング(1/23現在)は71位で、
1回戦ラスロ・ジェレ選手は40位、
2回戦ダニエル・エバンズ選手が32位の選手だったので、
どちらも上位選手でした。
そして、
どちらの試合も「強風」(特に2回戦は!)でした。
1回戦:対ラスロ・ジェレ(セルビア)
ラスロ・ジェレはセルビアのNo2(1はジョコビッチ)で、ATPランキング40位、
粘り強さとバックハンドが得意な選手です。
昨年の全仏オープンでは
錦織を土俵際まで追い込んでました。
ジェレが嫌なこと:得意のバックハンド封じられること
これ、観てましたが、
西岡が焦って攻撃をせずに、相手のバックハンド側に高い軌道のトップスピン中ロブ(スピン量が多め)をコート奥深くにを送り込んでいたので
ジェレはなかなか中に入っていけなかったし、
バックハンドのミスが目立ってました。
で、
試合結果は西岡の3-1での完勝でした!
2回戦:対エバンズ(イギリス)
そして、2回戦、相手はダニエル・エバンズ、ATPランキング32位の29歳。
いまはイギリスの一番手です。
この試合は、西岡のテニスの完成形を観た感じがしました。
いうなれば、コートを立体的に使う3-Dテニス
- 緩急
- 縦横
- 高低
- 回転量
- 回転質
全てを状況に合わせて使い分けていたと思います。
エバンスが手も足も出ない、西岡のストレート完勝でした!
エバンズが嫌なこと:強風の中でのゆっくりしたボール
この試合でも、
西岡は相手の片手バックハンド側に弾道の高いトップスピン高く跳ねるボールを送り、
相手の強打を防いでいて、
それだけではなく、
秘策としてより遅いボールを送っていたようです。
試合後のインタビューで、西岡は
「あえてゆっくり打って、風でボールをブレさせて、ミスヒットを待った」
と明かしています。
だれもが嫌がる強風ですが、西岡はその風を味方にしていたんですね。
くせ者ですね~
エバンズはこのボールをうまく処理できず、
徐々に返球が守備的なスライスばかりになっていきました。
西岡の身長は170㎝、もちろんパワーもない。
そんな自分がプロのツアーでどう戦っていくかを考え続けた結果、
「どうしたら相手が嫌がるか」
を常に考え、実戦で試してきたと言っています。
「勝てる可能性はどっちがあるか?」
西岡はリスクと効果を計算しながら、勝てる可能性を探っていたようです。
ただ、相手はトップ選手。
しかも5セットマッチ、、、ずっとこの作戦だけでは見破られて反撃を食らうと考え、
前半のミスを誘う戦術には固執せず、後半は攻め方をより攻撃的に変えたようです。
西岡いわく、
「バックハンド中心に攻めて、ネットを取るというのもやった。
序盤はしっかりミスを誘い、後半は攻めていくというメリハリもよかった」
変幻自在、、、
そして、ストレートの完勝でした。
この試合で得た「今後のテニスの試合に活かせること」
西岡も言っていますが、
試合に勝ちたかったら、カッコよく見えるテニスではなく、
泥臭くてもいいから、
相手が嫌がることを常に考えて実践する。
つまり、考えるテニスをやっていこう!
と思った次第です。
ほとんど何も考えずに、やってました
早速、明日のシングルスで活かそう^^
こんな本もありますよ(全部持ってます^^)▼
ジョコビッチ戦はどんな作戦で挑むのか?
そして、明日のジョコビッチ戦。
最近だと、11月のデビスカップ「日本vsセルビア」で当たってますが、
完敗しています。
その試合後、西岡は、
「守っていてはチャンスがないので、いかにアグレッシブにいけるかだと思っていたが、返球の質が高くて主導権を握れず、無理をしてしまった」
と言っています。
明日の再戦では、
「もう少し落ち着いてやってみようと思っている」
とも。
イメージとしては、
ジョコビッチに3勝している(8敗ですが^^)選手
ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)だという。
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西岡の見立てとしては、
「ジョコビッチ選手は相手にやらせるのが好きで、自分からやるのがあまり好きじゃない。
ロベルト・バウティスタ アグート選手は相手にプレーさせるタイプ」
ということで、
「ジョコビッチのほうから何かやらせる」
ことに勝ちの可能性を見出したようです。
リスクありそうな作戦ですが、、、
明日が楽しみです^^
ジョコビッチvs西岡戦はいつ?をテレビやスマホで観るには?
明日1月24日(金曜日)「ジョコビッチvs西岡」の試合は、
センターコート(ロッド・レーバーアリーナ)の第3試合に入りました。
第1試合、第2試合とも女子の3回戦で、
第3試合はおそらく、日本時間11時半~12時くらいから始まると思われます。
平日ですし、会社勤めの方は、生観戦は厳しい時間帯ですね。
おもいきって休暇を取るか、スマホでのぞき見するかになると思います。
あと、ライブスコア
どちらの試合も、テレビでライブで観るならいまのところWOWOW一択になります。
NHKは、録画放送(深夜枠)のみのようです。
NHKがライブ放送するかは直前に決まる可能性もありますので、
その際は追記します
PC・スマホ・タブレットで観るならWOWOWオンデマンド
WOWOW加入すると付いてくるネットサービスです。
WOWOWさん、全豪オープンは2020年1月20日(月)~2月2日(日)連日生中継
↓テニスファンはテニス観戦を1年中楽しめますよ(テレビ放送、オンデマンド配信)
西岡の試合の後は、大坂なおみですよ~
今日のセンターコート(ロッドレーバーアリーナ)は豪華な試合が続きます!
- 第1試合:第1シードのバーティ
- 第2:セレナ
- 第3:西岡vsジョコビッチ
- 第4:大坂vsガウフ
- 最終試合:フェデラーvsミルマン
まとめ
西岡がいまの日本のテニスをやっているジュニアたちに
「相手の嫌がるテニスをもっと考えろ」とメッセージツイートをしていました。
これ是非読んで欲しいです。特にジュニアの子達。
テニスはカッコいいテニスではなく、如何に勝つか、と言うのが最重要でその為に何をするかが求められる。
上手いテニスと強いテニスは違う事を今のジュニア達に理解して欲しい。
まあフェデラーさんみたいな人がいたら憧れるのも分かるけどね笑 https://t.co/IrbadoxLzE— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 23, 2020
これ是非読んで欲しいです。特にジュニアの子達。
テニスはカッコいいテニスではなく、如何に勝つか、と言うのが最重要でその為に何をするかが求められる。
上手いテニスと強いテニスは違う事を今のジュニア達に理解して欲しい。
まあフェデラーさんみたいな人がいたら憧れるのも分かるけどね笑
と。
テニスIQの高い西岡が考えた
ジョコビッチが嫌がるテニスに注目しましょー!
追記:試合が終わりました。。。西岡のIQテニスの限界が見えました。
3-6,2-6,2-6のストレート敗退で、一言でいうと、一方的でした。
もう少しやれると思ったのですが、、、
Full control 🙅♂️
In under and hour, @DjokerNole leads two sets to love against Nishioka, taking the second set 6-2.#AO2020 | #AusOpen pic.twitter.com/aNXQpXmq3D
— #AusOpen (@AustralianOpen) January 24, 2020
やはりトップ選手には、IQだけでは通じない、、、何かが必要ですね。
ちょっと次元の違いを感じました~
ジョコビッチはサーブの強化をしてきたそうです
西岡もこの試合で何かを感じたはず↓
全豪オープン3回戦でジョコビッチ選手に完敗でした。また色んな課題が見えたと思います。よくよく考えると僕この2ヶ月間でナダル選手とジョコビッチ選手以外負けてないので、自信持って次に向けて行きたいと思います。初三回戦でまた一段強くなった気がします。沢山の応援ありがとうございました!! pic.twitter.com/ZHeKi4qSyj
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 25, 2020
まだ若いし、伸びシロだらけ。。。
Vamos!良仁!!
※さー次の試合は、なおみちゃん。
相手は、年下ガウフちゃん^^
Vamos!なおみ!!