ども、ジャストです。
先日(11/12)、加山雄三さんが脳梗塞で倒れた!というニュースがあり、
日本中に衝撃が走りました。
幸い、早期発見&行動で、点滴治療のため入院をし、2公演を延期したそうですが、
11/19日には退院したとのことです。
82歳とはいえ【The健康!】のイメージだったので
驚きましたが、、、
さすが若大将、退院も早い!
どんな前兆だったのか?
加山さんが所属事務所を通してこんなコメントを寄せています。
「皆さん、ご心配をおかけしてます。
今のところ病気による症状は何もなく、自分としてはいたって元気にしていますが、
自宅で気づいた時、ただちに病院へ向かった行動
が大きな救いだったように思います」
自宅で、異変に気づいたのは、11月8日(金)の19時ごろ。
その異変とは、
まず、左手が上がらない
から始まったそうです。
その後、左目が一時的に見えなくなった
との異変が。。。
NHK健康チャンネルによると、
脳梗塞は、下記3つの症状が突然現れます。
- 体の片側がうまく動かない
- 思うように話せない
- 見え方がおかしい
これらの症状が1つでも現れたら危険な状態です。
とあります。
加山さんの症状は、
まさに、1と3にあてはまりますね。
その時、とった行動は?
この時点で、
このまま少し様子をみようとするのか、
すぐに病院に向かうのか、
⇒ここが生死を分ける分岐点だったようです。
加山さんは、
すぐに都内の病院へ行きました。
そして、
病院で右の脳に軽い脳梗塞が見つかり入院(症状が出る逆になるそうです)、
検査の結果、脳梗塞による後遺症・障害は一切ないと診断され、
「(医師との相談のもとに)芸能活動を再開して参りたいと思います」
と報告しています。
さらに、加山さんからのメッセージ▼
「自分のような年齢で同じような経験をしている方がたくさんいると思いますが、
早期に発見することがいかに大事かを、
より多くの人が知ってもらえる機会になれれば幸いです。
いち早く回復してみなさんの前に元気な姿をお見せできますよう治療して参りたいと思います」
早期発見、早期行動!
脳梗塞の進行の速さがわかる画像
この画像、進行の速さがわかりやすいので貼っておきます!
※NHK健康チャンネルに掲載されていた「脳梗塞の進行を観察したMRI画像」
詰まった血管が再開通せず詰まったままだと、
脳梗塞は発症から、、、
- 2時間後では小さな範囲ですが、
- 4時間後には約5倍、
- 24時間後には9倍近く広がっています。
そして、脳梗塞によって神経細胞が壊死してしまうと、
原則、元には戻らないそうです。
いかに時間との勝負かがわかりますね。
異変が消えても放置するな!
そして、ここもポイントですが、
これらの症状(一過性脳虚血発作)は、
数分から数十分ほどで自然に消えてしまう場合があるそうです。
長くても24時間以内にすっかり消えてしまう場合があり、
「寝れば治る」とそのままにする人もいるようですが、
それは間違い!
これは、
血栓が脳の血管に詰まってしまったものの、
短時間のうちに血栓がとけて血流が再開するために症状が消えただけ。
一過性脳虚血発作は、本格的な脳梗塞の前兆であるので、決して安心してはいけません。
治療せずに放置すると3カ月以内に6人に一人が脳梗塞を発症し、
その半数が48時間以内に脳梗塞を発症するというデータがあります。
症状が消えたからと安心せずに、早めに適切な治療を受けるようにしましょう。
引用:NHK健康チャンネル
と、警鐘を鳴らしています。
脳梗塞の簡単なチェック方法
前兆を見逃さないための2つのテストを見つけたので紹介します。
やはり脳梗塞になった
アナウンサーの生島ヒロシさんが紹介してました
うずまきなぞり
①紙を用意し、5ミリ間隔のうずまきを5周ほど書く。
②次に、色違いのペンで、①で描いたうずまきの間を、
線に触れないようになぞり、新しいうずまきを10秒以内で書く。
⇒2カ所以上はみだしたり重なったりしていたら要注意!
大脳基底核や小脳に「隠れ脳梗塞」を起こしている可能性あり。
両手突き出し
①背筋を伸ばして立ち、目を閉じる。両手を肩の高さまで上げて、真っすぐ前方に突き出す。このとき指は真っすぐ伸ばす。
②腕を伸ばしたまま手のひらを上に向ける。指をそろえて伸ばし、10秒静止する。
⇒どちらかの手がやや下がってきたら、下がった手と反対の小脳に「隠れ脳梗塞」がある疑い。
⇒手の指が開き気味になった場合は、前頭葉・頭頂葉に「隠れ脳梗塞」がある疑い。
お時間あったら、やってみてください
※ボクはいまのところ大丈夫でした!
脳梗塞の予防法
さて、脳梗塞の予防法ですが、、、何を見てもほぼ同じことが書かれてますね^^
脳梗塞の発症を予防するのにもっとも大切なことは、
日常生活、生活習慣の改善と。
危険因子として知られるのが、
高血圧▽糖尿病▽脂質異常▽心房細動▽喫煙▽過度の飲酒-などです。
高血圧 高血圧は脳梗塞にいたる動脈硬化をきたす重 大な危険因子です。1日の食事の塩分摂取量を10グラム以下に控え、適度な運動(歩くことが望ましく、量より継続が重要)が血圧を下げる効果があります。 降圧剤の処方を受けている場合にはきちんと内服をつづけることはいうまでもありません。
高血糖 糖尿病の人は動脈硬化がおきやすく、血液がドロッとして流れがわるくなるために血管がつまりやすくなり、健康な人よりも脳梗塞の発症率が高いことが報告されています。きめられた食事療法や服薬をきちんと守ること、適度な運動が大事です。
高脂血症 脳梗塞は高齢者に多い病気ですが、若い人でも血液中の総コレステロールや中性脂肪が高かったり、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が少なかったりすると、脳梗塞をおこしやすくなる可能性があります。
心房細動 ふだんは正常な調律の脈拍がときどき不整をおこす発作性心房細動の場合、心臓の中に血液のかたまりができやすく、脳塞栓症をおこしやすくなります。
その他の危険因子 肥満と喫煙は脳卒中の危険因子です。太り過ぎに注意すること、タバコと縁を切る生活を心がけることが大切です。大量の飲酒、ストレスなども血圧をあげたり、動脈硬化を進めたりします。ただし、飲酒に関しては少量(1日1合程度)であれば問題ありません。
食生活では動物性脂肪の摂取は控えめにし、
野菜、魚とくにサンマやイワシ、アジなどエイコサペンタエン酸(EPA)を多く含む食物は積極的にとりましょ う。
高齢者では脱水も血液の粘りけを高め、危険因子になります。
夏の多汗や、発熱時などには注意し、十分に水分を補給してください。
引用:全日本民医連サイトより
ボクは高血圧が引っかかります^^;
お酒は合格ラインギリギリ^^
まとめ
場合によっては、
倒れたまま亡くなったり、麻痺などの後遺症が残るおそれもある脳梗塞。
倒れたときに、
誰かが近くにいるかどうかも重要ですね
「冬に多い」というイメージですが、
国立循環器病研究センターによると、
脳梗塞に限っていえば脱水による体内の水分不足が影響する「夏に多く」、
その次に危険なシーズンが、冬だそうです。
どちらにしても、、、下の加山雄三さんのメッセージをもう一度!
「皆さん、ご心配をおかけしてます。
今のところ病気による症状は何もなく、自分としてはいたって元気にしていますが、
自宅で気づいた時、ただちに病院へ向かった行動
が大きな救いだったように思います」
次の異変を感じたら、、、
- 体の片側がうまく動かない
- 思うように話せない
- 見え方がおかしい
躊躇なく病院へ!ですよー
追記:↓その後の記事です^^ さすが若大将!